バネ指の原因

バネ指(弾発指)は、指を曲げたり伸ばしたりする際に引っかかりを感じ、場合によっては「カクッ」とした動きや痛みを伴う状態を指します。医学的には「狭窄性腱鞘炎」と呼ばれ、主に手の指や親指に発生します。
- 腱鞘の炎症や肥厚:指を動かす際に使われる腱が通る「腱鞘」が炎症を起こし、肥厚(分厚くなる)することで腱がスムーズに動かなくなります。
- 指の過度な使用:繰り返し指を使う作業(例:パソコン作業、スマホ操作、料理、手芸、楽器演奏など)が腱鞘に負担をかけ、炎症を引き起こします。また重いものを握る動作や、長時間握る作業も原因となりやすくなります。
- 年齢や性別:40~60代の女性に多く見られます。特に更年期の女性はホルモンバランスの変化により発症リスクが高まります。特に、男性より女性の発症率が高いと言われています。
- 基礎疾患との関連:糖尿病やリウマチなど、慢性疾患を抱える人に発症しやすくなります。また腎疾患や甲状腺疾患も関与する場合があります。
- 妊娠・産後:ホルモンバランスの変化や、育児で指を頻繁に使うことで発症することがあります。
- 遺伝的要因:家族に同じ症状がある場合、発症リスクが高まることがあります。
バネ指の症状

- 指の引っかかり感:指を曲げるとき、または伸ばすときに「カクン」とした引っかかりを感じます。初期段階では特定の動きで引っかかりを感じるだけですが、進行すると常に引っかかりを感じることがあります。
- 痛み
- 初期段階:指の付け根(掌側)に軽い痛みや違和感を感じることがあります。
- 進行すると: 痛みが強くなり、指を動かすたびに痛みがあります。
- 腫れ: 指の付け根部分が腫れ、押すと痛むことがあります。
- 指の動きの制限:指をスムーズに伸ばしたり曲げたりできなくなることがあります。症状が重くなると、指が曲がったまま伸ばせなくなることもあります。
- 特定の指に発生:中指や薬指、親指に多く見られるが、他の指にも発生する可能性があります。また複数の指に同時に症状が現れることもあります。
- 朝のこわばり:起床時に特に指が動かしにくく、しばらくすると動きが改善することがあります。
- 音がすることも:指を動かした際に「カチッ」「パキッ」という音が聞こえる場合があります。
バネ指の進行段階
- 軽度:指の付け根に軽い痛みや違和感があり、動きの引っかかりはほとんど感じないことが多いと言われています。
- 中程度:指を動かす際に引っかかりや痛みを強く感じます。また動きがスムーズではなく、日常生活に影響が出ます。
- 重度:指が完全に動かせなくなり、曲げた状態や伸ばした状態で固定される場合があります。さらに強い痛みや腫れを伴います。
当院の治療の方針

まずは痛みの原因がどこにあるのか検査を行います。
当院では施術効果を高めるためにマトリクスという特殊な機械を用いて施術を行います。これにより痛みを和らげるだけではなく、硬くなっている筋肉を柔らかくし、神経の伝達異常を正常化します。
まずは痛みを取り除き、さらにはバネ指の出ない身体づくりを行います。
アフターフォローとして日常生活の指導やストレッチをお伝えしています。
