肉離れの原因

肉離れ(筋挫傷)は、筋肉が急激に引き伸ばされることで筋繊維が部分的または完全に損傷する怪我です。特に、スポーツ中に瞬発的な動作をしたときに起こりやすいため、陸上・サッカー・バスケットボール・テニスなどの競技でよく見られます。
- 急なダッシュやストップ動作:短距離走、サッカー、バスケットボールなどの急加速・急停止を繰り返す競技で発生しやすくなります。
- ジャンプや踏み込み動作:バスケやバレーボールなど、ジャンプ動作が多いスポーツでは太ももの前(大腿四頭筋)やふくらはぎ(腓腹筋)に負荷がかかりやすいと言われています。
- 筋肉が硬い状態での運動・ウォームアップ不足:ストレッチや準備運動をせずに、筋肉が十分に温まっていない状態で激しい運動をすると、筋繊維が切れやすくなります。
- 筋疲労やオーバーワーク:筋肉が疲労して硬くなっていると、伸び縮みがスムーズにできずに損傷しやすくなります。また、連日の激しい練習や、休息不足も原因になると言われています。
- 柔軟性の不足・筋力バランスの崩れ:ハムストリング(太ももの裏側) や 大腿四頭筋(太ももの前側) の筋力バランスが崩れると、特定の筋肉に負担が集中しやすくなります。
- 寒冷環境での運動:気温が低いと筋肉が冷えて硬くなり、肉離れのリスクが高まります。
肉離れの症状

軽症(筋肉の軽度損傷)
- 運動中に「ピキッ」「ツッた」ような違和感があります。
- 軽い痛みがありますが、歩行や日常動作は可能です。
- ストレッチ時に軽い張り感があると言われています。
中等症(筋繊維の部分断裂)
- 「ブチッ」という音や感覚があることが多く、歩行時や筋肉を使う動作で痛みが強くなります。
- 腫れや内出血(皮膚が赤紫色になる)が見られます。
- ストレッチをすると強い痛みを感じることがあります。
重症(筋繊維の完全断裂)
- 激痛が走り、歩くのが困難になります。
- 患部が大きく腫れる、内出血が広範囲に及ぶことがあります。
- 断裂した部分の筋肉に「凹み」ができることがあるといわれています。
- 回復には数週間~数ヶ月のリハビリが必要されています。
対処法(応急処置)
肉離れの応急処置には、RICE処置が基本になります。
- R:Rest(安静) → 患部に負担をかけないようにし、無理に動かさない
I:Ice(冷却) → 氷や保冷剤をタオルで包み、20分程度冷やす(1時間ごとに繰り返す)
C:Compression(圧迫) → 包帯やテーピングで軽く圧迫し、腫れを抑える
E:Elevation(挙上) → 患部を心臓より高くして腫れや内出血を軽減
当院の治療の方針

まずは痛みの原因がどこにあるのか検査を行います。
当院では施術効果を高めるためにマトリクスという特殊な機械を用いて施術を行います。これにより痛みを和らげるだけではなく、硬くなっている筋肉を柔らかくし、神経の伝達異常を正常化します。
まずは痛みを取り除き、さらには肉離れの出ない身体づくりを行います。
アフターフォローとして日常生活の指導やストレッチをお伝えしています。
